Monthly Archives: February 2016

JJCLIP#31 (特別企画)コクランとNon-コクランで結果が違う?!

まさひろ@メディカル担当です.
薬剤師のジャーナルクラブ開催のお知らせでございます.

平成27年度第12回薬剤師のジャーナルクラブ開催のお知らせ

開催日時:平成28年 3月13日(日曜日)
■午後20時45分頃 仮配信
■午後21時00分頃 本配信
なお配信時間は90分を予定しております.

※ツイキャス配信はこちらから→http://twitcasting.tv/89089314

ツイキャス司会進行は、精神科薬剤師くわばらひでのり@89089314先生です.
ご不明な点などありましたら, 薬剤師のジャーナルクラブFacebookページから、又はtwitterアカウント@pharmasahiroまでご連絡いただけると幸いです.

[症例28:コクランとNon-コクランで結果が違う?!」

【仮想(症例)シナリオ】
あなたは, とある街の薬局に勤務する薬剤師です.
本日は公休日. のんびりとした朝です.
先日、EBMワークショップに参加して,
情報検索の方法とメタ分析の批判的吟味法を学んだばかり.

新しい武器を手に入れて,
自分も, 何かができるような気がして意気揚々としております.

ワークショップを振り返っていると, ふと,
「コクランのメタ分析ならば信用して良いだろう」
という言葉を思い出しました.
そう教わったのはいいものの, 果たして本当に,
手放しで信用して良いのだろうかと疑問に思ったあなた.

そんな思いを抱きながら, TwitterのTLを眺めていると,
「同じトピックでもコクランとnon-コクランでメタ分析の結果が異なる」
という論文が紹介されているではありませんか.

情報の批判的吟味の仕方を, もう一度復習しようと思ったあなたは,
早速, 朝一番でこの論文をダウンロードし, 読んでみることにしました.

[文献タイトルと出典]
Systematic Differences between Cochrane and Non-Cochrane Meta-Analyses on the Same Topic: A Matched Pair Analysis.
Useem J et al.
PLoS One. 2015 Dec 15;10(12):e0144980.
PMID:26671213
PubMed:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26671213/
PDF → こちらより無料でダウンロードできます.

[使用するワークシート]
メタ分析を10分で吟味するポイント:
http://j.mp/jjclipsheet2
@syuichiao先生のブログより)


今年度最後の抄読会ということで,
特別企画をご用意いたしました.

情報の吟味方法について,
エビデンスとは何かについて,

また,
エビデンスを適応することは善であり,
エビデンスを使わないことは悪なのだろうか,
そもそも正しさとは何か,
それはすぐに判断できることなのだろうか,

医療に善と悪という二元論が通用するのか

などについて, がっつり語り会えたらと思います.

エビデンスと実臨床をつなぐ架け橋へ.

いつものように, 放送中に頂くコメントへは随時お答えさせていただきます.
皆様にとって, 貴重で愉しい抄読会となれるよう鋭意努力いたします.

それでは, ネットの世界で皆様とお会いできることを心待ちにしております.

薬剤師のジャーナルクラブ(Japanese Journal Club for Clinical Pharmacists:JJCLIP)とは、薬剤師がEBMを実践するための学びの場を提供するSNSコミュニティです.現在は@89089314先生、@syuichiao先生、そしてわたくし@pharmasahiroの3名をコアメンバーとして運営しております.


JJCLIP#30 花粉ブロッククリームって効くんですか?

まさひろ@メディカル担当です.
薬剤師のジャーナルクラブ開催のお知らせでございます.

平成27年度第11回薬剤師のジャーナルクラブ開催のお知らせ

開催日時:平成28年2月14日(日曜日)
■午後20時45分頃 仮配信
■午後21時00分頃 本配信
なお配信時間は90分を予定しております.

※ツイキャス配信はこちらから→http://twitcasting.tv/89089314

ツイキャス司会進行は、精神科薬剤師くわばらひでのり@89089314先生です.
ご不明な点などありましたら, 薬剤師のジャーナルクラブFacebookページから、又はtwitterアカウント@pharmasahiroまでご連絡いただけると幸いです.

[症例 27:花粉ブロッククリームって効くんですか?」

【仮想症例シナリオ】
あなたは, とある市中病院勤務の薬剤師です.
インフルエンザと花粉症が流行し始め, 院内もバタバタと忙しさを増しています.
アクシデントの無いように薬剤部で通常の内勤をしていたところ,
いつも院内抄読会に一緒に参加している耳鼻咽喉科Dr.より相談の電話がかかってきました.

「今日の外来患者さんから『花粉ブロッククリームって効くんですか?』と質問されたんだ.
反射的に『効かないんじゃない?』と言ってしまっていつもの薬を処方しちゃったんだけれど,
こういう時こそちゃんと根拠を確かめないとなってちょっと後悔してるんだよね…. 先生, 情報もってないかな?」

「花粉ブロッククリーム?…エビデンスあるのかな???」と半信半疑にその場でPubMed検索をしたところ, 何と効果を検証した論文がありました.

Dr.とのディスカッションや患者さんへの対応に有用だと思ったあなたは, 早速その場でこの論文を読んでみることにしました.

[文献タイトルと出典]
Efficacy of pollen blocker cream in the treatment of allergic rhinitis.
Schwetz S et al.
Arch Otolaryngol Head Neck Surg. 2004 Aug;130(8):979-84.
PMID:15313870
PubMed:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15313870
PDF → http://archotol.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=647888
(全文フリーで入手可能ですが, あらかじめJAMAのサイトに無料登録が必要です)

[使用するワークシート]
ランダム化比較試験を10分で吟味するポイント:
http://j.mp/jjclipsheet1
@syuichiao先生のブログより)


インフルエンザが流行期に入りました.
皆さまご体調はいかがでしょうか.
手洗い・うがい, 忘れずに, です.

さて今回はちょっと変わったOTC医薬品のエビデンスをご紹介いたします.
「花粉ブロッククリーム?そんなん効くんかいな?」
なんて印象をお持ちのかたもいらっしゃるでしょう.

そんな臨床疑問から生まれたシナリオです.

こうした, ちょっとした疑問からでもエビデンスと戯れることができますし,
それを通じたEBMの実践も可能であると感じて頂けたらと思います.
(EBMは誰でもどこでもいつでもどんな状況でも実践が可能です)

エビデンスと実臨床をつなぐ架け橋へ.

いつものように, 放送中に頂くコメントへは随時お答えさせていただきます.
皆様にとって, 貴重で愉しい抄読会となれるよう鋭意努力いたします.

それでは, ネットの世界で皆様とお会いできることを心待ちにしております.

薬剤師のジャーナルクラブ(Japanese Journal Club for Clinical Pharmacists:JJCLIP)とは、薬剤師がEBMを実践するための学びの場を提供するSNSコミュニティです.現在は@89089314先生、@syuichiao先生、そしてわたくし@pharmasahiroの3名をコアメンバーとして運営しております.