Monthly Archives: May 2015

JJCLIPシンポジウム開催のお知らせ

まさひろ@メディカル担当です.

来月6/12(金)に, 我ら薬剤師のジャーナルクラブのシンポジウムを開催いたします.

開催日時:平成27年6月12日(金)(18:15〜20:45)
薬剤師のジャーナルクラブJJCLIPシンポジウム2015
http://kokucheese.com/event/index/284793/

[開催場所]
株式会社つくば研究支援センター 1F 研修室1および2
(茨城県つくば市千現2丁目1−6)
地図はこちらです

[参加費]
シンポジウム:¥2,000(税込)
懇親会:¥4,000程度

[スケジュール]
18:15~18:25 イントロダクション

18:25~19:55 第一部:パネルディスカッション
座長:桑原秀徳
▶社会契約的医療論 ~ジャック・ルソーに学ぶ薬剤師の存在意義~ (青島周一)
▶薬剤師が変われば医療が変わる 〜”想い”と”かけ算”が生んだ薬剤師が”変わる”きっかけ〜 (山本雅洋)
▶薬物療法概念のデコンストラクション 〜仏教思想をヒントにしたEBMへのアプローチとJJCLIPの今後の展開〜 (桑原秀徳)

19:55~20:40 第二部:総合討論
座長:桑原秀徳
▶全体ディスカッション
ご希望であれば5分程度のスライド持ち込みで発表していただけます(先着3名まで)。みんなでディスカッションを盛り上げましょう!

21:30~23:30 懇親会

(懇親会の当日キャンセルは不可です)


一緒に薬剤師の, 医療のことについて, これまでとは違った視点でものを考えてはみませんか?

皆さま奮って, けれどもどうぞお気軽にご参加いただければと思います.

いつもと違って, 当日リアルワールドで参加される方々とお会いできることを心待ちにしております.

薬剤師のジャーナルクラブ(Japanese Journal Club for Clinical Pharmacists:JJCLIP)とは、薬剤師がEBMを実践するための学びの場を提供するSNSコミュニティです.現在は@89089314先生、@syuichiao先生、そしてわたくし@pharmasahiroの3名をコアメンバーとして運営しております.


Appleに買われたMetaioとは何だったのか、具体的な開発画面で紹介して作業時間の供養にする

AR系の技術を一ヶ月くらいかけて勉強した内容が一瞬で利用不可能になったのでお墓の代わりにエントリーを残します。

龍一郎@技術担当です。AR系統の勉強をまたぼちぼち進めています。前回はVuforiaで次の記事を書いています。

今回目指すのは次のあたりです。

  1. インタラクティブにする。ARで表示したオブジェクトがぶつかったり。
  2. デスクトップでも動かす。
  3. オフラインで動かす。

となるとやっぱりUnity + ARシステムってなりそうです。そのようなものがどうなっているか調査しました。結果はだいたいこんな感じ。

Vuforia Metaio NyARToolkit(商用)
デスクトップ対応 不可 可能 可能?
オフライン可否 可能 可能 可能
機能の豊富さ たくさん 超絶すごい 基本マーカーっぽい
価格(概算) 5万円 50万円 120万円

NyARToolkitはGPL版もあってそれはそれで良さそうなのですが、今後ARで色々なことをやろうと思ったとき、機能の豊富さ(マーカレスとか物体認識とか)でMetaio調べてました。

で、色々動かしてみて行けそうかなと思った矢先、MetaioがAppleに買収されて使えなくなりました。

日本の販売代理店も取り扱いを中止しています。

一ヶ月くらいの作業が水泡に帰しましたがしかたがないので、かつて存在したMetaio SDKとは何だったのか、どのように開発ができたのかを残すことにします。

基本的にスクリーンショットベースで残しますが、MetaioのDevelopper Communityにリンクを貼りまくっているため、もしかしたらすぐに読めなくなってしまうかもしれないです。

Metaio+Unityのサンプルを動かす

ほとんど動作確認。

Running the Tutorials Appに従う。

0. 環境設定

  • Setting up the Development Environmentに従う
    • Configuration of Unity Editor on Windows でDirectXではなくOpenGLを有効にしている点に注意
  • Macでは不要だけれど、Windowsで開発するときには注意する必要あり

参考 : http://docs.unity3d.com/ja/current/Manual/CommandLineArguments.html

1. Unityにサンプルプロジェクトを読み込ませる

読み込ませた直後はこんな感じ

2. 実行する

Build Settingを確認して実行

3. マーカーを認識させる

実行したアプリはTutorials以下すべての機能を持っている

マーカーもここからDLできるので、動作確認に利用可能。実行するとこんな感じ。

マーカーの認識まで確認できた。

Metaioで新しいアプリを作る

この辺りから単なる動作確認じゃなくなる。
Creating new AR applicationに従い、プロジェクトを作って、Metaio Manを表示させるところまでやる。

1. プロジェクトの作成

普通に新規プロジェクトを作成、空のプロジェクトを作る
ここで特別に何かはしなかった

2. metaio SDK Unity packageの読み込み

Assets > Import Package… からmetaioSDK.unitypackageをインポートする。

フォルダ構成は自動的に出来上がる。

それぞれのフォルダの意味はわからないので後で考える。

3. User Layerの追加

右上からEditLayerを選ぶ。

こんな感じでLayer8にmetaioLayerを追加した。

4. 署名の取得

Application Signatureを追加するために、まずはApplication Signatureを取得する。

Create an application signatureに従い、下記を実行

こんな感じにアプリ名を入力すると

こんな感じに署名が生成される。

作成した署名 :

5. ARカメラの追加

再びCreating new AR applicationに従う。

  • Main Cameraを消去
  • MetaioSDKをゲームシーンに追加
  • 署名をMetaio SDKのInspectorから追加

この辺りはVuforiaと似ている(署名だけちょっと違うけれど)

この段階で実行してみることで、正しく署名が入力できたかどうかが分かる。

正しく署名が入力できていない場合、実行できない(らしい)

6. マーカーの追加

この辺りはCreating new AR applicationに従えない箇所がある(リンク切れ)ので、Migration from Qualcomm® Vuforia™ to Metaio SDK for Unityを参考に独自手順込みで行う。

Metaio Creatorを利用、しようとしたんだけれど、マーカー数が2個という制限がある。

このあたりは、設定ファイルを自力で書けば回避できそうなのであまり気にしないことにする。

6-1. パラメーターの指定

パラメーターの意味はドキュメント及びサンプルコードのコメントから翻訳する。

内容はPicture Markerに従う。

認識方式に影響するパラメーター

基本的にこの辺りはデフォルト値で良さそう。

  1. Sensor type : 何を認識するかを指定。マーカーならMarkerBasedSensorSourceを指定。
  2. SensorID : この認識方式につける名前。任意。
  3. trackingQuality : robust と fastの二択。fastのほうが早いけれど、robustでOK
  4. thresholdOffset : 画像を2値化するときの閾値。fastでは無視される。デフォルト128。
  5. numberOfSearchIterations : 認識の繰り返し回数。fastでは無視される。デフォルト3。

反応が悪かった時に、thresholdOffsetとnumberOfSearchIterationsを変更するくらい?

マーカーごとに影響するパラメーター

SensorCOS (Sensor CoOrdinate System) で、マーカーを一つ一つ追加する。
SensorCOSでは次のパラメーターをマーカー画像ごとに設定する。

  1. SensorCosID : マーカーの識別名(文字列)。他のものとかぶってはダメ。
  2. MatrixID : 特徴行列の識別子(自然数)。おそらく、他のものとかぶってはダメ。
  3. referenceImage : TrackingData_PictureMarker.xmlがある場所からの画像データの相対パス。
    • widthMM : 印刷したマーカー画像の横幅 (単位 : mm)
    • heightMM : 印刷したマーカー画像の縦幅 (単位 : mm)
    • binary : 画像データが2値データになっているかどうか。”0″のままでよい。
    • QualityThreshold : 一致度?どの程度の値なら一致しているとみなすかを指定。0.7推奨。

この辺りはMetaio Creatorを使えばよしなにしてくれる、はず。

6-2. 作成したパラメーターとマーカーの読み込み

Creating new AR applicationに従う。

Metaio Creatorを使って雛形となる設定ファイル(XML形式)を作成し、人力で編集する方針を取る。

Metaio Creatorではマーカーの登録ができる。

Metaio CreatorはARで認識する(≠表示する)マーカーを登録できる。本当はもっと多機能で、認識した跡に何をするか(Youtubeのチャンネルを開く、Twitterのアカウントを開く、とか)まで設定できるらしい。

登録したマーカーのデータをエクスポートする。Export Traking Configuration Fileを選択。

作成したzipファイルをUnityで利用する。zipファイルの中身は、マーカー画像とXMLファイルになっている。設定値に関しては上記参照のこと。

7. Unityで3Dオブジェクトを表示する

以降Unityでの作業。でもだいたいVuforiaと同じ。マーカーをUnityに読み込ませ、そこに表示する3Dオブジェクトを指定する。

また、3Dオブジェクトに何らかの動作や処理を付与したい場合(当たり判定とか)3DオブジェクトにC#スクリプトを付与したりRigid Body+Colliderとか使って色々できる。

7-1. マーカー設定ファイルの受け渡し

Unityへの受け渡しはプロジェクトのAssets/StreamingAssets以下に配置する

なお、Unityの作法として、Assets/StreamingAssetsには音楽ファイルなど、変換の必要がないものを置く。

Unity上で、作成したマーカー認識用パラメーター設定ファイル TrackingData_PictureMarker.xml をmetaioSDKに読み込ませる。

7-2. 表示する3Dオブジェクトを用意する

サンプルを動かす時とほとんど同じなので省略。

Metaioで気になったこと

metaioがUnity5以降に対応しているのかどうか

Change Logを見る限り、6.0.2以降で対応している(と主張している)

metaioでのlocal recognitionの可否

local recognitionはサーバーを利用しないクライアント側だけで成立するオブジェクト認識を言う。

Image recognition in android app without internetを見る限り出来そう。

同時に認識可能なマーカー画像の数の指定

Image Trackingでは、次の2つのパラメーターを用いて、同時に認識する画像の数を指定できる。

  • MaxObjectsToDetectPerFrame
  • MaxObjectsToTrackInParallel

Parallel Trackingの記事によると、この質問は最もよく寄せられる質問の一つ、らしい。

一方、Picture Markerではその指定を行うパラメーターが存在しない。

チラツキ発生時の対処

チラツキが発生した場合はSmoothing Fuserを参照せよ、となっている。

が、殆どのパラメーターについて、デフォルト値のままを推奨されている。

チューニングするときに参照する必要があるかもしれない。

Metaio Creatorで生成できるTrackingData.zipの役割

Unity + metaio + iOS で作るARアプリの記事中の「Unityでコンテンツを作成する」ではMetaio Creatorを利用している

Metaio Creatorから作成できるTrackingData.zipを回答してみると、次のようになっている。

このファイルのうち、画像ファイルはMetaio Creatorで指定したファイルで、Tracking XMLはImage Trackingで説明されているXMLとなっている。

というわけで、TrackingData.zipには認識する対象の画像とそのパラメーターを記したXMLが入力されている。

注意点として、書きだされたTrackingData.zipに含まれるXMLで、MaxObjectsToTrackInParallelの値が1になっている

複数のマーカーを同時に認識させる場合、値を変更する必要がありそう。

Unityにfbxファイルを読み込ませるときに失敗する

FBXファイルをUnityに読み込ませる方法はD&Dなんだけど、何故か失敗した。

原因はAssets/StreamingAssets以下に追加したせい。

別の箇所にインポートしたら大丈夫だった。

作ったTrackingData_PictureMarker.xmlのインポートに失敗する

インポートに失敗した

ERROR Dimension of the template image has been determined as 300.000000 x 450.000000, while the pixel dimension is 1064 x 1064. The aspect ratios differ too much for the tracker to work correctly.

画像ファイルと設定ファイルが不一致を起こしていただけだった。この辺りはMetaio Creatorを使うと楽。

Reference

Metaio

  1. metaio
  2. metaio Developer Portal

Metaio SDK

  1. Signature generation process in steps
  2. Create an application signature
  3. The application identifier
  4. metaio/junaio日本語フォーラム RE:同時トラッキング、同時表示について
  5. Image Tracking
  6. Picture Marker

Metaio + Android

  1. Image recognition in android app without internet

Metaio + iOS

  1. プログラミングが出来なくても簡単!ARコンテンツの作り方【実践編】
  2. iOS 7とmetaioでARアプリを作ろう | アドカレ2013 : SP #1
  3. 第4回 ARコンテンツを作ろう:ARコンテンツを作ってみる②
  4. 第6回 マーカーレスAR

Metaio + Maya

  1. Supported model formats

Metaio + Unity

  1. metaio の Tracking Configuration を外部からロードする
  2. metaioとUnity3Dの連携その2 自由なARアプリを作る

Migration from Vuforia to Metaio

  1. Migration from Qualcomm® Vuforia™ to Metaio SDK for Unity
  2. Few questions to decide if migration from vuforia to metaio platform?

Unity

  1. ゲーム開発初心者のためのUnity入門(2): Unityで3Dモデルや色、テクスチャのマテリアルを作成、変更、保存する基本&空の背景の作り方 (1/4)
  2. Unityの特殊フォルダと各々の役割
  3. UnityでSQLiteを扱う方法
  4. UnityのAssetBundleをじっくり理解する手順をまとめてみた。【アセットバンドル】
  5. Unity – Transformをコードで取得、グローバルとローカルの違い
  6. Unityで覚えるC#
  7. 【Unity】バイオハザード風の動きをするscriptとカメラについて
  8. またーりUnity3D 入門 (少しでも参考文献日本語化計画)
  9. PlayMakerで3Dキャラクター操作を作成する -前編-
  10. インターフェースを学ぶ
  11. Unityで覚えるC#

Unity Editor

  1. [Unity][Unity3d]Unityのエディタ拡張について丁寧に解説されているスライド「Extending the Unity Editor」
  2. Unity Editor上で動く自作ツールについて 〜 TIPS/豆知識を添えて 〜
  3. Editor拡張マニアクス2014
  4. 知って得するUnity エディタ拡張編

Unity, Collider

かなりハマった。

  1. 挫折しないUnity入門④ – Collider編
  2. 第05回 当たり判定とアニメーションイベントとレイヤー
  3. [Unity] Unityにおける衝突判定まとめ
  4. Unity – 衝突判定

Unity + Maya

  1. Maya Ascii (.ma) import/export into/out of Blender
  2. 3D formats
  3. 基礎練習〈その3〉fbxのインポート
  4. Unityのfbx形式のインポートについて

Maya

  1. 3Dファイルフォーマットの種類

また追記する、かも。


【名古屋】第32回iPhoneアプリ開発勉強会に参加した話

【名古屋】第32回iPhoneアプリ開発勉強会 〜Apple Watch、Swiftなど旬な話題で楽しもう!〜にまた参加したので、レポートします。

タイムテーブル

時間 発表者 内容
13:20 受付
13:30 ともやん 挨拶、勉強会について、会場案内や諸注意
13:45 全員 自己紹介大会
14:00 原知愛さん SwiftプログラミングTips
14:25 まつもとけんたさん、山平誠さん、山下佳隆さん 今から始めるWebAPI連携
14:50 休憩
15:00 稲熊さん Apple Watch体験記(仮題)
15:25 近藤秀彦さん WatchKitでApple Watchのアプリを作ってみよう
15:50 LT
16:10 全員 次回予告・写真撮影
16:15 撤収

1. SwiftプログラミングTips

原 知愛さん(@zetta1985)

Swiftとは

利点 : 取っ付き易い
欠点 : Xcodeのサポートが未熟

結論 : Swiftにはまだ触るな

言語仕様がどんどん変わるため
1年後、言語仕様が固まったら触るのもいいかも

I. varよりもlet

immutable

var : 再代入可能
let : 再代入不可(明示しなければこちら)

immutableな変数の扱いを基本としている

structure

letで宣言したstructureは書き換えが不可、特に要素の追加・自分自身の書き換えが不可。

letを使うことで、structureの状態を不変にできる

II. 関数によるデリゲート

クラスのプロパティに関数が設定できるので、関数で通知が実現できる

III. extension

extension : 既存の型を拡張できる機能

コード補完が効くようになるので便利

  • Utility methodとして
  • Factory methodとして : SKLabelNodeで何度も作るものがあったら、extensionで定義
  • 複数プロトコルの実装の分離 : どのプロトコルがどのプロパティのものだったのかわからなくなりがちなので分離

意見交換

Quick(Swiftのテストフレームワーク)の中の人曰く、もうSwiftしか書けない人がFacebookの面接に来ているらしい

2. 今から始めるWebAPI連携

まつもとけんたさん、山平誠さん、山下佳隆さん

I. WebAPI連携の大別

大きく分けて2つ

  1. サービスを利用する(MBaaS)
  2. サービスを作る(VPS/AWS/物理)

今回はサーバーを立てて、Web連携する話

II. サーバー側での実装

APIを作ってアクセスされたらJSON返す

III. 利用するライブラリ

R9HTTPRequest
SDWebImage

IV. 質疑応答

MBaaSについて

Parse

  • Key-Valueストア、DB
  • Parse SDKを利用して、継承したクラスを作って利用
  • Parse core(Javascript)を利用すると、サーバー側で処理ができる
  • Push通知も提供される、Channnel(設定したユーザーの分類)ごとに通知が可能
  • 認証(Facebook&Twitter利用)
  • レイテンシもストレスなく使えている
  • SDKが充実

Parseの実用例 Anypic

Firebase

  • GoogleのMBaaS
  • 会場では使った人が居なかった

milkcocoa

  • iOSのSDKがβ版
  • Web側で使うもの、かなあ

mBaaSを使わない理由

  1. SDKの学習コストが高い
  2. SDKのサポートがAppleから提供されるものと比較するとよくない
  3. Apple公式のCloudkitがある

3. Apple Watch体験記

稲熊さん(CamCam)

とてつもなく濃厚なMacFan談義(すみません、メモとれてませんでした)

その間にやっていたこと

前回、唐突にLTを依頼されたので、今回も何かあるんじゃないかとこんなのを当日その場で作ってました。

利用したのはreveal.jsと、前に使ったjThirdです。

DEMOの部分ではParseを動かすつもりでした。

というのも、Parseを今まで触ったことは全くなかったんですが、当日動かしてみたら動かせてしまったのです。

総括

  1. 現場でコード書いている人はやっぱりすごい
  2. mBaaSの活用は真剣に考えるべき

以上、またおじゃましたいと思います。

Reference

勉強会中に調べたものを列挙。

名古屋iPhone開発者勉強会

mBaaS

今どきのiOSのOSS

Sprite Kit

書籍紹介


写真を撮ったら予想外にいい出来だったので木にプリントアウトした話 (レビュー編)

写真を撮ったら予想外にいい出来だったので木にプリントアウトした話 (注文編)の続編です。

木に印刷したものが無事に届いたので、レポートします。

届いたもの

生活感丸出しな写真でレポートします。

封筒で届きます。

封筒自体がいい感じです。

封筒を開けると中に包みがあり…

それを開けると、印刷された写真と対面です。

裏面、もろに木の感じが伝わってきます。

印刷された板を立てるための足も付属されてきます。

感想

良かった点

存在感が段違いです。

iPadでの表示と比較すると、iPadのほうが明らかにきれいに表示されています。

一方、木に印刷した方はよく見ると木目が浮き出ていたりします。これによって質感が変わり、より強烈な存在感を醸し出しています。

残念だった点

宛先の住所が間違っていました。

海外からの送付だったので難しいのでしょう。そんな中でもきちんと配達してくれた、日本の物流は本当にすごいと思います。

最後に。

普段はディスプレイしか見ていませんが、印刷物もいいですね。印刷はとかく奥が深いなと感じました。

また、まだ流行っていないと思われるので、少し気の利いた贈り物にいいかもしれないですね。


Apple Watchは買いかを腕時計嫌いが使ってみて結論出した

AppleWatchを買って使いはじめて結構経ったので結論出します。

結論

  1. iPhoneへの通知を眺めていないと死にそうなら買うべき

  2. iPhoneを部屋の中で探しまわる人は買うべき

  3. Apple Watchをもしかしたら買っているかも、と思われそうなら買ってもいい

  4. 使い方を先に知りたいのなら、買うべきでない

  5. 腕時計が欲しいのならば腕時計を買うべき

はじめに

龍一郎@技術担当です。腕時計が積極的に嫌いなわけではないですが、腕時計を薦められても買わない生活をして数年経ってます。

いつか買いたいなあと思いつつ買わない生活を続けていたので、Apple Watch買いました。

Apple Watchでは何ができるのか

まずは大雑把にデフォルトの状態でできることを、その後アプリ導入時にできることを紹介します。

アプリを導入せずにできること

1. iPhone紛失対策

iPhoneの紛失対策として、今まで「iPhoneを探す」機能がありました。僕も何度か使っています。

でも、室内にあるのは分かっているけれど、部屋の中でどこにあるかわからなくなったときにはどうしようもないです。特に外出先の部屋の中のどこにあるかわからない場合詰んでしまいます。

そんな全世界のうっかり者向けの機能として、Apple Watchでは、近くにあるiPhoneからアラーム音が出せます!

また、どこかにおいてきてしまった場合にも、iPhoneとの接続が切れたという表示がされるので気が付きやすくなります。

2. 盤面のカスタマイズ

全世界の今日が何日で何曜日か思い出せない病の患者の強い味方となってくれます。

シンプルなデザインから…


いろいろな情報を一度に表示したデザインまで様々に選べます。

表示する内容も自分でカスタマイズ可能です。

Apple Watchでは、こんな感じに盤面の表示をカスタマイズできます。使い続けるためには結構重要な事だと思うので改めて述べました。

3. 心拍の測定

Apple Watchをつけていると、自動的に心拍の測定がなされます。

とったデータについてはiPhoneの「ヘルスケア」アプリから閲覧できます。ちょっと本題からそれますが、このアプリ、歩数とかグラフで出してくれるので面白いです。

4. その他できること

一日中バッテリ切れを起こさずに利用できます!

実測値として、13時間ほど使って残りバッテリー容量は55%でした。1日持つというのは本当みたいです。

Siriの利用や、電話、マップなども使えるみたいです。ただこの辺りの機能は使いこなせてません…。

アプリを導入してできること

アプリを導入してできることは、iPhoneのアプリだけでできることと、Apple Watch対応のアプリでできることの2つに分けられます。

ここでは、それぞれについて何ができるかを、ざっくりと紹介します。

iPhoneのアプリだけでできること

Apple Watchから、iPhoneへの通知が見られます。

メールアプリ(inboxやOutlook)を使っている人は、メールの確認を爆速でできます。また、チャットツールとも相性が良いですね。発言内容を同様に爆速で確認できます。

また、デベロッパー側にとっては通知の文面を再考する良い機会になっているのではないかと思います。

Apple Watch対応のアプリでできること

基本的にアプリの機能の一部が使えるようになっているようです。

例えば、Wunderlistでは、タスクの確認と、タスクの完了入力ができます。

なんかすごそうな機能としては、Evernoteアプリでは音声入力でノートの検索ができます。

この辺り手早くできたら、デモとしては十分見栄えがでるかもしれないです。

ですが、この辺りはまだ評価するのは尚早だと思います。結局アプリで何ができるかは、アプリが出揃ってから考えたほうがいいと思います。

最後に、結局どういうことができるのか、僕の評価を書いておきます。

Apple Watchでできることは結局何なのか

Apple Watchでは、次のジェスチャーについて、通常考えられないような意味を、自分にだけ持たせることが出来ます。

  1. 腕時計(のようななにか。以下省略)を眺める
  2. 腕時計の竜頭を回す
  3. 腕時計の盤面を撫でる
  4. 腕時計の盤面を押す

これらの行為の内、腕時計を眺める(あるいはふと見る)行為は、無意識の行為として会話中に行っても仕方がない行為として認知されています。

例として、社会人としてビジネスシーンで使えるフォーマルな腕時計の選び方の記事をとると、スマホはNGでも腕時計はOKとなっています。

腕時計を見るという仕草にiPhoneの通知を見るという、通常考えられないような意味をもたせられます。

これについて価値を見出だせるなら、Apple Watchは買いです。

例えば、SNSアプリからの通知を確認したい欲求が強く、確認できないと息が詰まる方にとってなら、腕時計を見る仕草で通知の確認が実現できるのは価値があると思います。

「結局何ができるのか」は適切な質問ではない

「Apple Watchって何ができるの?」は僕が直接受けた質問です。その質問にそのまま答えようとしたのですが、上に書いたようなちょっと無理のある回答ができあがってしまいました。

その理由を僕なりに書くと「適切な質問じゃないから」なのですが、以下に弁明として記します。

1. 自然な動作の限界

第一に、結局不自然な動作をするハメになるからです。

通知を確認する場合、自然な仕草でApple Watchの盤面を眺めた直後、ユーザーは盤面を撫でる必要に襲われます。

これは通常、頻繁にはありえない行為です。

せっかく自然な仕草でiPhoneの通知を確認できたのに、続く操作で台無しになるというオチが待ってます。

自然な動作だけでアプリの操作を完結させられないわけではないですが、何ができるかはOSとアプリの今後の発展次第でしょう。

2. 自然な動作の時間依存性

第二に、自然な仕草についても、今後は社会的に許されなくなる可能性があります。

現状、iPhoneを運転中に見るのは許されない行為です。また、運転中に意識を手元のデバイスに集中させるのはどう考えても危険な行為です。

Apple Watchを運転中に見るのは禁止されていません。また、それだけを狙い撃ちで禁止はできないと思います。腕時計を見る仕草と区別がつきにくいと想定されるためです。

しかし、運転中にApple Watchを凝視するのはどう考えても危険な行為です。iPhoneの閲覧に制限がかかるのならApple Watchについても同様の制限が課されるべき、という意見がこの先大多数を占める時が来るかもしれません。

会話中に盤面を覗く行為についても、相手との会話に集中していない証拠として、今後マナー違反であるとされるかもしれません。

現在許されるジェスチャーが今後許されなくなる可能性があるため、特にビジネスでの利用について、現時点での判断は難しいでしょう。

3. 正しいが期待されていない返答の存在

第三に、プログラムが動く基板で何ができるのかを聞くと、次のような返答が正解になってしまいます。

  • 1より大きく100より小さい素数を列挙する
  • サーバーにrm *をroot権限で実行するコマンドを送る
  • Hello, world

いずれも期待している答えとは違うはずです。

4. できないことの存在

Apple Watchのアプリではサクサクな動作が原理上出来ないところがあります。

細かい実装の話はさておき、構造上、Apple WatchはiPhoneの子機です。特に、アプリはiPhoneアプリの一部でしかありません。

Apple Watchのアプリは何かをしようとするたびに、基本的にはiPhoneとBLEでの通信を必要とします。ここがネックになっているのか、画面の描画のとき、ロード時間がiPhoneアプリに比べて長くなっています。

これは、モバイルの特性の一つとされる、起動の早さを損なっています。

Apple Watchは買いか

次の人にとっては買いです。

  • iOSアプリの開発者
  • Apple製品が大好き
  • Apple製品が大好きであることを期待されている
  • 自分にとって使えるか使えないかは他人ではなく自分で判断したい

総じて、自分がアーリーアダプターだと思うのならば、あるいはアーリーアダプターであること自体に価値を見出せる人ならば、Apple Watchは買いです。

それ以外の方は買うべきでないです。実際、装飾品として得られた評価は「ああ、新しいもの好きなのね」というだけでした。

最後に

深津貴之さんのブログから「UI考(番外編) AppleWatchについて、あまり語られてない視点」を引用します。

おそらくであるが、現段階のApple Watchの使い道については、当のAppleも明確な確信を持っていないのではないか?今回のサードアプリは単なる賑やかしであり、蓋を空けてみるとApple Watchの使い方にマッチしないものがほとんどなのではないかと予想される。

現状このとおりだと思います。また、使い方はまだ決まっていないと思います。

僕としては、誰も正解を持っていないデバイスに触れているので満足しています。

Ans. 買うな。僕は買う。

Reference

全部深津貴之さんのブログ。

  1. UI考(番外編) AppleWatchについて、あまり語られてない視点
  2. Apple Watchアプリを作るべきかUIUX評価雑感

JJCLIP#21 健診で病気の予防は本当にできるのでしょうか?

まさひろ@メディカル担当です.
薬剤師のジャーナルクラブ開催のお知らせでございます.

平成27年度第2回薬剤師のジャーナルクラブ開催のお知らせ

開催日時:平成27年5月10日(日曜日)
■午後20時45分頃 仮配信
■午後21時00分頃 本配信
なお配信時間は90分を予定しております.

※ツイキャス配信はこちらから→http://twitcasting.tv/89089314

ツイキャス司会進行は、精神科薬剤師くわばらひでのり@89089314先生です.
ご不明な点などありましたら, 薬剤師のジャーナルクラブFacebookページから、又はtwitterアカウント@pharmasahiroまでご連絡いただけると幸いです.

[症例 20:健診で病気の予防は本当にできるのでしょうか?]

【仮想症例シナリオ】
あなたは, とある街の薬局に勤務する薬剤師です.
今年はGWの休日当番もなく, 久しぶりに帰省することに.
両親と談笑している中, ふと健康についての話題に.

母:
「健診なんてここ10年くらい受けてないわね. 案内は来てるのだけれど, いつもタイミングが合わなくて結局行かないのよ」
「でも, それじゃ医療従事者の母としていけないかしらね. 今年は受けようかしら」
「ただ, 悪い病気が見つかるのではと正直不安よ」
「健診ってそれ自体がストレスだけど, 本当に良いものなのかしらねぇ」

これまで病気知らず・薬いらずであった母(60代)の, 独り言のようなつぶやきに対して, 上手く答えられなかったあなた.
ここはちゃんと根拠を見つけて, かつ分かりやすく伝えることも親孝行だと思って, その場でスマートフォン片手にPubmedを検索.
すると, 次のような論文を見つけることができたので, すぐさま読んでみることにしました.

[文献タイトルと出典]
Effect of screening and lifestyle counselling on incidence of ischaemic heart disease in general population: Inter99 randomised trial.
Jørgensen T, Jacobsen RK, Toft U, Aadahl M, Glümer C, Pisinger C.
BMJ. 2014 Jun 9;348:g3617. doi: 10.1136/bmj.g3617.
PubMed:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24912589
PDF → http://www.bmj.com/content/bmj/348/bmj.g3617.full.pdf

[使用するワークシート]
ランダム化比較試験を10分で吟味するポイント:
http://2.bp.blogspot.com/-clIkBOVVGfk/UjW8olB-HiI/AAAAAAAAAIg/5UQ8DGNRZl0/s1600/RCT10%E5%88%86.png
@syuichiao先生のブログより)


GWも後半に差し掛かった今日この頃,
ようやく帰省したワタクシでございます.

さて, 今回は昨今話題(?)の健診事業について, 今一度その”効果”を定量化してみようと思います.
「健診は大事だ」
そんな一般常識について, 考え直してみませんか?

「自分たちはいいことをしている」
そう思っていることに対して, ちょっと立ち止まって再考してみませんか?

そういえば, つい先日にも糖尿病健診についてのニュースが報道されておりました.

「糖尿病の検診は無意味」、健康な人を対象に探しても死亡を減らさない、米国の研究グループが報告
総合的な過去の研究の分析より

http://www.mededge.jp/a/hcgo/12354

僕は決して健診事業そのものを全否定するつもりはありません.

重要なのは, 自分たちが行っていることを常に振り返って,
何か問題(もしくはそれ未満)が見つかれば, その時点で方針転換するといった,
迅速で柔軟な対応ができることなのではないでしょうか?

「自己の行いを振り返る」

“言うは易く行うは難しい”ですが,

やりましょう.
できるかどうかではなく, やりましょう. やるんです.

いつものように, 放送中に頂くコメントへは随時お答えさせていただきます.
皆様にとって, 貴重で愉しい抄読会となれるよう鋭意努力いたします.

それでは, ネットの世界で皆様とお会いできることを心待ちにしております.

薬剤師のジャーナルクラブ(Japanese Journal Club for Clinical Pharmacists:JJCLIP)とは、薬剤師がEBMを実践するための学びの場を提供するSNSコミュニティです.現在は@89089314先生、@syuichiao先生、そしてわたくし@pharmasahiroの3名をコアメンバーとして運営しております.