Monthly Archives: December 2014

EBM実践のための訓練は個々の医療人がやることなのでしょうか?

まさひろ@メディカル担当です.

気がつけば大晦日.
今年もあっという間に過ぎ去ろうとしています.
本年も皆様のおかげで, 大変貴重で有意義な一年を過ごすことができたと思っております.
この場を借りて, 改めて御礼申し上げます.

さて, 今年は昨年にも増して本当にいろんなことがありました.
ここでは全てを語ることはしませんが(したくありませんが), その中でもこれだけは言語化して備忘録として残しておきたい,
そんな風に思っていることをつらつらと書き留めておきます.

EBM実践のための訓練は個々の医療人がやるこのなのでしょうか?

僕はEBMに出会ってまだ一年とちょっとしか月日が経っていません,
普段JJCLIPで散々偉そうに語っておりますが,

青島先生のように呼吸をするかのごとく論文を読み, それに適切な解釈や適応方法を加えて世に発信するなどまだまだできない未熟者です.
桑原先生のように自然な立ち居振舞いで言葉を紡ぎ, 聞く人視る人に新しい示唆や気づきを楽しみながら与えることもとてもできそうにありません.

そんな初学者の端くれである僕がEBMについて語る事自体が, もしかしたら不謹慎なのかもしれません.
しかし, それでも日頃の業務の中で感じるコトに関して, 書き起こしたいことはあります.
かなりの駄文ですが, もしよろしければお付合いください.

僕は今年の8月に転職しました.
薬剤師としては継続して勤務しておりますので, 正確には転職という言い回しは不適当なのですが(職種は転じていない),
まぁ, とにかく転職したのです.
今の職場はとある総合病院の近隣に立つ, いわゆる門前薬局というところです.
(こういう言葉が早くなるなることを願ってやまないのですが…)
毎日たくさんの患者さんとそのご家族が来局されます.
処方箋をもっていようがいまいが, 一人一人の方々にできる限りの時間を割いて健康を支援をしていると, 無理やり良い表現をすればそういうことをしているつもりではあります.

そんな中,
「この薬はずっと飲まないといけないものなのですか?」
「病院で言われたことがさっぱり理解できないけれど教えてください」
「自分の病気は本当に治癒するのでしょうか?」
「こういう症状は病院にいったほうがいいのか, この薬局にあるこの薬で対処できるのか?」
「薬以外でなにか気をつけることはあるのでしょうか?」
といった, 答えがありそうで実はそうでもない, 様々な疑問に出会うこともしょっちゅうです.

そういった疑問に自分の力で一定の回答をする際にも,
エビデンスを”適切に”駆使すれば,
患者さんに”適切に”向き合うことは可能であることを,
僕はEBMを学ぶことで知りました.

それにある程度の満足を得ることはできております.
ただ, 最近はもうちょっと別のことも意識するようになりました.

それは,
「EBM実践を心がける組織を増やすこと」

おこがましいとは自覚しております.
でも, やりたいんです.

EBMはとても誤解されています.
EBMという言葉や, 論文を読むことだけが一人歩きしていていることも, そこまで異論はないと思います.

なぜそのようなことになったのか, その解説は他の先生方の著書や雑誌の投稿に譲るとして,
ここではどうやったらEBMの輪が自分の周囲に広がるのか,
そのための僕なりの考えを述べることにします.

医療は患者さんに始まり患者さんに終わります.
その際の患者ー医療従事者間のコミュニケーションツールとして,
患者背景と自身の専門性を考慮しつつ, エビデンスを適切に活用して医療を行うことがEBM実践のはずです.

その一貫としての英語論文の批判的吟味をするのですが,
その訓練はともすると医療従事者”個々人のスキルアップ”と誤解されがちです.

でも実はそうではないんじゃないかなと最近思い始めています.
本来は個々人が所属する組織がどうエビデンスを使うのかを学び, その使い方について予めコンセンサスを得るために批判的吟味の訓練をするのではないのでしょうか?
(各地で開かれるワークショップやSGDがその例でしょうか)
つまりEBMの実践のための訓練は, 組織全体の質向上のために行い, その結果,
個々の医療従事者が目の前の患者さんに対して現時点でもっとも妥当であろう医療介入をすることになるのかなと思っています.

EBMはワクチンのようなものなのかもしれません.
集団で一斉に接種することで初めて真価を発揮するものがワクチンというものなのではないでしょうか.

EBM実践には, 一人一人の努力ももちろん必要ですが,
個々人の属する組織が一丸となって実践への道を歩んだ方が結果としてより妥当な医療ができるのではないか,
そんな風に感じております.

…うーん, グダグタな文章.
本当にすみません.
まさしくまだまだ未熟者ですね.もっと精進します.

こんな駄文を最後まで読んでくださったあなたに感謝します.
ありがとうございました.

来年も, どうぞよろしくお願いいたします.


勉強会(Swift+R)に参加してきた

龍一郎@技術担当です。ここ2週間ほど、勉強会に参加しています。それぞれの内容については、次を御覧ください。

第3回名古屋Swiftハッカソン(Swift初心者向けワークショップもあり)に参加した

Nagoya.R #12に参加してきた

特に、SwiftハッカソンではSwiftの基本的なセミナーを体験でき、有意義でした。現在PECOノートアプリの作成を行っていますが、その作成をSwiftで行えているのもこの勉強会のおかげです。

どうやってこの勉強会を見つけたのか

尋ねられたので書いておきます。ATNDで検索です。

「勉強会怖い」の克服方法

勉強会が各地で開催されているのは知っていましたが、参加してきませんでした。「初心者歓迎」とかそんなこと言っても、言ってみたらマサカリが飛んでくるんでしょ私知ってるんだからって思ってたのです。

ところが、よく考えるとあんまりそういうのは起こりにくいのかなあと思っています。

第一に、そういう勉強会を主催すると炎上する可能性があること。初心者歓迎と書いてあるにもかかわらず、初心者を冷たくあしらったっていうのをTwitterなどに書かれると炎上につながりかねないので、主催側にプレッシャーがかかります。

第二に、主催者もかつては初心者だったってこと。そうだったら初心者に厳しくはしないだろうと。相手が良心的であると仮定して行動するのはあんまり好きではないのですが、疑いすぎても何も始まらないですし…。

というわけで

今後も勉強会など参加しようと思うのです。よろしくおねがいします。